赤ちゃんの肌はデリケートなので、大人よりも慎重に服を選ぶ必要があります。これから赤ちゃんを迎える人のなかには「新生児の服はどれくらい買っておけば安心?」「すぐに着れなくなるので、無駄なものを買って失敗したくない・・・」と悩む人もいるでしょう。
本記事では、複雑な新生児服の種類や、選び方のコツを解説します。初めての出産準備で失敗したくない人は、ぜひ参考にしてください。
新生児の服選びで大事なこと
赤ちゃんの肌はとてもデリケート。大人よりも皮膚が薄く汗もかきやすいため、肌に直接触れる服は特に慎重に選ぶ必要があります。初めての出産準備では「サイズは?」「何枚いるの?」「季節ごとに違うの?」と迷ってしまいますよね。
ここでは、新生児の服選びで押さえておきたい3つのポイントを紹介します。
サイズと着せやすさ
新生児の服は一般的に「50~60cm」が目安です。しかし、サイズ表記だけで選ぶのではなく、着せやすさも重視しましょう。生まれたばかりの赤ちゃんは首がすわっておらず、体もふにゃふにゃ。そのため、お着替えは想像以上に慎重になります。
- 前開きタイプ(かぶりではない)
- スナップボタンで留められるもの
- 股下が開くデザイン
などを選ぶと安心です。また、縫い目が外側になっているものや、タグが肌に当たりにくい仕様のものだと、肌トラブルの予防にもつながります。
室温を基準に考えよう
「夏生まれだから薄着?」「冬生まれだから厚着?」と考えがちですが、大切なのは季節よりも室温です。新生児が快適に過ごせる室温の目安は20~24℃前後。冷暖房を使う現代の住環境では、外の気温と室内環境は必ずしも一致しません。
基本の考え方は、大人が快適と感じる服装+1枚です。例えば、室温が安定している場合は肌着+ツーウェイオール。少し肌寒い日は肌着+ツーウェイオール+おくるみなど、重ね着で調整すると安心です。汗をかいていないか、手足が冷えすぎていないかを観察しながら、その都度調整していきましょう。
枚数は最低限から揃える
初めての赤ちゃん用品は、つい多めにそろえたくなるものですよね。しかし新生児期はあっという間で、サイズアウトも早い時期です。目安としては、
- 肌着:3~5枚
- ツーウェイオール:2~3枚
程度あれば、まずは十分でしょう。洗濯をこまめにすれば回せる数です。赤ちゃんが生まれてから「足りない」と感じた場合でも、今はすぐに買い足すことができます。最初から完璧にそろえようとしなくて大丈夫です。
新生児の服の種類
新生児の服は、大きく分けて「肌着」と「ウエア」の2層構造で分かれます。肌に直接触れる「肌着」は、汗を吸い取り、体温を調節する重要な役割を持っています。
着物のように前を紐やマジックテープで留めるタイプの「短肌着」と、裾が分かれていて、股下をスナップボタンで留められる「コンビ肌着」の2種類です。赤ちゃんが足をバタバタさせても肌着がはだけないので、生後1ヶ月頃からも大活躍します。
一方、カバーオール(ツーウェイオール)は肌着の上に着せるウエアです。おむつ替えが頻繁な新生児期に特におすすめなのは、裾がスカートのようになっているドレス型。足の動きが活発になってきたら、股下のボタンを留めてズボンの形にできるカバーオールを選ぶとよいでしょう。
素材選びのポイント
デリケートな赤ちゃんの肌を守るために、吸汗性・放湿性に優れた綿100%が基本です。加えて、縫い目が外側になっているものを選びましょう。赤ちゃんの皮膚は、大人の約半分の薄さ。わずかな段差でも刺激になるため、「外縫い(縫い代が外側に出ている)」仕様のものを選ぶのがおすすめです。ブランドタグや洗濯表示も、肌に直接触れないよう外側に縫い付けられているものを選んでくださいね。
よくある失敗や注意点
良かれと思って準備したことが、実は失敗だった……というケースは意外と多いものです。
まず注意したいのが、かわいさ重視で買いすぎてしまうこと。フリルや大きなリボンがついた服はとても愛らしいですが、一日のほとんどを寝て過ごす新生児にとっては、装飾が寝心地を妨げる原因になりかねません。まずは赤ちゃんがリラックスできるよう、シンプルな機能性重視で選んであげましょう。
赤ちゃんの成長には個人差がありますが、想像以上にスピードが早く、サイズ50は1ヶ月ほどでサイズアウトしてしまうことも珍しくありません。50〜60cmの兼用サイズをメインに揃える、一度に買い溜めせず必要になったときに買い足すのがおすすめです。
さらに、お出かけ着ばかりが増えてしまうというのもよくある失敗です。生後1ヶ月頃までは基本的に室内で過ごす生活が続くため、おしゃれな外出着の出番は意外と少なく、気づいたら一度も袖を通さないままサイズアウトしていた……ということも。まずは家での生活を基準に、実用的な服を最低限用意することから始めてみてくださいね。
まとめ
初めての出産準備は、愛するわが子を思うからこそ「あれもこれも」と完璧に揃えたくなるものです。しかし、実際に育児が始まってみると、その子なりの体質や成長スピードや、パパ・ママにとっての使い勝手の良さがわかってきます。
新生児期の赤ちゃんは想像以上に成長が早く、必要なものはその都度変わっていきます。まずは最低限のアイテムを揃え、赤ちゃんの様子を観察しながら、ゆったりとした気持ちで一歩ずつ進めていきましょう。パパやママが笑顔で赤ちゃんを迎えられる環境づくりが、何よりのプレゼントになるはずです。

